fit-PC2iはAtomという非力なCPUを使用しているので,できるだけCPU負荷を減らしてあげる必要があります.
でないと録画がうまくいかない可能性がありますし,省電力PCでCPUを常時使いまくってるのもどうなの?ってのがあるからです.
実はgcc-4.5からAtomの最適化オプションが提供されていて,これを追加してあげるだけでも処理負荷が1/3になったりします.
ぶっちゃけ,このためにここでgcc-4.5.3を入れましたw
ここを参考にやっていきます.(kinumi様ありがとうございます
といってもやることは同じなんですけどねw
$ vi FSUSB2N/Makefile
この中に最初から書かれている下の二つの行を削除
CXX = g++
CXXFLAGS = -g -Wall -pthread -D_LARGEFILE_SOURCE -D_FILE_OFFSET_BITS=64 $(B25)
その後下を追加
CXX = /usr/local/gcc-4.5.3/bin/g++
CXXFLAGS = -O3 -mfpmath=sse -msse -msse2 -msse3 -mtune=atom -march=atom -g -Wall -pthread -D_LARGEFILE_SOURCE -D_FILE_OFFSET_BITS=64 $(B25)
CC = /usr/local/gcc-4.5.3/bin/gcc
CFLAGS = -O3 -mfpmath=sse -msse -msse2 -msse3 -mtune=atom -march=atom -g -Wall -pthread -D_LARGEFILE_SOURCE -D_FILE_OFFSET_BITS=64 $(B25)
$ make
$ sudo cp recfsusb2n /usr/local/bin/
恵安株式会社から発売されているKTV-FSUSB2をrecfsusb2nを使ってLinuxで地デジを録画できるようにします.
それぞれがどういうものなのかっていうのは各サイトおよびグーグル先生に聞いてみてください.
まず,KTV-FSUSB2は買ってきていろいろ準備をしておきます.
次に,recfsusb2nの設定をページに記載されている順番でつらつらやっていきます.
まず,デバイスを外した状態で使用するための環境を作っていきます.
$ sudo apt-get install g++
$ sudo apt-get install libboost-thread-dev libboost-filesystem-dev
$ sudo groupadd video
$ gpasswd -a 使いたいユーザ名 video
$ sudo vi /lib/udev/rules.d/89-tuner.rules
で、以下を追加
# FSUSB2N
SUBSYSTEM=="usb", ENV{DEVTYPE}=="usb_device", ATTRS{idVendor}=="0511", ATTRS{idProduct}=="0029", MODE="0664", GROUP="video"
$ udevadm control --reload-rules
$ lsusb -d 0511:
これを実行してなにか入れば,無事に認識できています
$ tar zxvf recfsusb2n-0.9.2.tar.gz
$ cd FSUSB2N
$ make
$ sudo cp recfsusb2n /usr/local/bin/
$ recfsusb2n -bv 24 40 test.ts
公式から適当なバージョンのgccソースを持ってくる.
これを解凍して,configureを実行するとgmp,mpfr,mpcが必要だ!!って怒られるので,それらもソースからインストールします.
それぞれに依存関係があるので,gmp,mpfr,mpcの順番で入れていきます.
3つとも下の手順で大丈夫です.
./configureの途中で止まった場合は,必要なファイルが足りていないので,何が足りていないのかを調べてそれをインストールしてから再度実行
$ cd 解凍したフォルダ
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
$ sudo ldconfig
$ cd gccのフォルダ
$ ./configure --with-gmp=/usr/local/ --with-mpfr=/usr/local/ --with-mpc=/usr/local/ --prefix=/usr/local/gcc-4.5.3
$ make
$ sudo make install
$ sudo ldconfig
$ sudo ln -s /usr/local/gcc-4.5.3/bin/gcc /usr/local/bin/gcc-4.5.3
$ sudo add-apt-repository 'deb http://archive.canonical.com/ lucid partner'
$ sudo apt-get update
$ sudo aptitude install sun-java6-jdk
$ gcc -v
で,インストールしたバージョンになっていれば大丈夫ですWindows用のキーボードだとAの左横がcapsになっていて,普段使っている感じでLinuxをいじれない。。。
ひじょーに使いにくい!!
という訳で,capsはあんまり使わないだろうから,ctrlに置き換えてしまいます.
$ sudo vi /etc/rc.local
exit 0より上に下のどちらかを追加する.私の場合だと下でうまく動きました
dumpkeys | sed -e 's/CtrlL_Lock/Control/' | loadkeys
dumpkeys < /dev/tty1 | sed 's/^\(keycode[ | ][ | ]*58[ | ]*=\).*$/\1 Control/' | loadkeys
レポジトリの追加とかで便利なadd-apt-repositoryコマンドがUbuntu10.04 Serverには入っていないみたいなので,これをいれます.
$ sudo apt-get install python-software-properties
$ sudo apt-get update
以前Ubuntuをインストールしましたが,なにを思ったのかやっぱりServer版にしよう!!ってなってしまい,再度インストールしましたb
まぁ,基本的にインストールは設定したいところを設定して,入れたいものを入れる感じで大丈夫なんですが,(わからない人はデフォルトで大丈夫だと思います。
インストールが一通り終わってからのaptの設定周辺で落ちる落ちる;;
結果からいうと,Ethernetドライバがカーネルパニックを引き起こしてました.(これだから蟹さんはーーー。。r8169ドライバで不具合報告多数
なので,Ethernetケーブルを引っこ抜いてネットワークの設定は後から手動で設定するようにして,無事にインストールすることができました.
無事インストールが完了してもこのままだとネットが使えないので,まずEthernetドライバを入れます.
その辺りはここを参照
デフォルトでインストールされたRealtekのドライバ(R8169)が不調で,負荷をかけるとカーネルパニックで落ちてしまうという現象が発生.
調べてみると,R8169の不具合が結構報告されているので,R8111用のものに入れ替えます.(fit-PC2iはもともとR8111を使っていたはず
ソースをここからダウンロードして,解凍したファイルの中にあるautorun.shを実行します
$ tar jxvf r8186-8.025.00.tar.bz2
$ cd r8186-8.025.00
$ sudo ./autorun.sh
$ sudo cp /boot/initrd.img-`uname -r` /boot/initrd.img-`uname -r`.bak
$ sudo mkinitramfs -o /boot/initrd.img-`uname -r` /lib/modules/`uname -r`
$ sudo reboot
$ sudo add-apt-repository ppa:gma500/ppa $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install poulsbo-driver-2d poulsbo-driver-3d poulsbo-config $ sudo reboot
$ wget -c http://fit-pc2.com/download/ubuntu/files/xorg.conf $ sudo mv /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf.orig $ sudo mv xorg.conf /etc/X11/xorg.conf $ sudo chown root:root /etc/X11/xorg.conf
LinuxのIPアドレスを固定するには,/etc/network/interfacesを編集します.
変更したいポートのところを,指定したい値に書き換えます.
$ sudo vi /etc/network/interfaces
自動IPのとき
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
固定IPのとき
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.0.100
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.0.1
sudo /etc/init.d/networking restart
たまにGUIで作業したいので,デスクトップ版を入れたけどGUIは基本的には使わない.
なので,Xを停止させます.
/etc/default/grubを編集するだけなので,ちゃちゃっとやってしまいます.
$ sudo vi /etc/default/grub
中に記述されている
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
を以下に変更する
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="text"
$ sudo update-grub
$ startx
読みたいものを毎回スクロールして探すのはめんどくさいので,トップにタイトルの一覧を表示させる.
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