公式から適当なバージョンのgccソースを持ってくる.
これを解凍して,configureを実行するとgmp,mpfr,mpcが必要だ!!って怒られるので,それらもソースからインストールします.
それぞれに依存関係があるので,gmp,mpfr,mpcの順番で入れていきます.
3つとも下の手順で大丈夫です.
./configureの途中で止まった場合は,必要なファイルが足りていないので,何が足りていないのかを調べてそれをインストールしてから再度実行
$ cd 解凍したフォルダ
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
$ sudo ldconfig
3つともインストールが完了すると,/usr/local/include以下にgmp.h,mpfr.h,mpf2mpfr.hとmpc.hができていると思います.
これらがあればインストールは無事に完了してると思います.
次にgccをコンパイルすれば完了です.
$ cd gccのフォルダ
$ ./configure --with-gmp=/usr/local/ --with-mpfr=/usr/local/ --with-mpc=/usr/local/ --prefix=/usr/local/gcc-4.5.3
$ make
$ sudo make install
$ sudo ldconfig
$ sudo ln -s /usr/local/gcc-4.5.3/bin/gcc /usr/local/bin/gcc-4.5.3
gccのmake時にjavaが入っていないとコンパイルに失敗するので,入っていない場合はインストールする
$ sudo add-apt-repository 'deb http://archive.canonical.com/ lucid partner'
$ sudo apt-get update
$ sudo aptitude install sun-java6-jdk
インストール完了の確認は
$ gcc -v
で,インストールしたバージョンになっていれば大丈夫です
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