システム負荷の軽減を目指しmpeg2のハードウェアデコーダを有効化する。
ライセンスの入手
mpeg2のハードウェアデコーダはライセンスを購入する必要があるので,このサイトから購入。
購入にはCPUのシリアル番号が必要になるので,下記コマンドを実行し確認する。
$ cat /proc/cpuinfo
実行結果:processor : 0
model name : ARMv6-compatible processor rev 7 (v6l)
Features : swp half thumb fastmult vfp edsp java tls
CPU implementer : 0x41
CPU architecture: 7
CPU variant : 0x0
CPU part : 0xb76
CPU revision : 7
Hardware : BCM2708
Revision : 000d
Serial : **************** ← これがシリアル番号
サイトのフォームにシリアル番号を入力してライセンスを購入すると,
72時間以内(私の場合は1日くらいだったかな)でライセンス番号を記載したメールが送付されてくる。
ハードウェアデコーダの有効化
下記の手順でライセンスを登録する。
$ sudo cp /boot/config.txt /boot/config.txt.back
$ sudo vim /boot/config.txt
ライセンスを末尾に記載
decode_MPG2=0x********
うまく登録ができていることを確認する。$ vcgencmd codec_enabled MPG2
実行して以下が出力されれば成功!
MPG2=disabled
以下なら正常に動作していない。。。
MPG2=enabled
私の場合は後者だったわけですが。。(´;ω;`)
有効にならない理由
①ライセンスの登録に失敗している
登録先の間違い,コピペのミスなどなど。
$ vcgencmd get_config str
を実行し,登録したライセンス(メールで送られてきたヤツ)が出力されれば無事に登録されている。
decode_MPG2=0x********
出力されなかった場合や内容が異なる場合は/boot/config.txtを確認。②Firmwareが古い
購入してから時間が経っていて,Rasberry Piハード自体を制御しているソフトが古いVersionの可能性がある。
なので,最新版にアップデート
$ sudo rpi-update
$ sudo reboot
③Rasberry PiのCameraが有効になっていない
どうやらハードウェアデコーダの機能はCamera機能を有効にしないと使えない模様。
なので,カメラを有効にする。
$ sudo raspi-config
「5 Enable Camera」を選択。
その中でEnableを選び,機能を有効にする
$ sudo reboot
①については問題なかったため,②③を実行したらハードウェアデコーダが有効になりました!
コメントを投稿