9月 22, 2022

色々悩んだ我が家のスマートホーム/HEMS仕様

我が家でのスマートホームの構成を整理してみました。
家を建てるときに悩みつつ構成を考えたので、みなさんのスマートライフの参考になれば幸いです。
住宅機器メーカも様々なスマートホーム機器やHMES機器を出しているが、接続可能な機器に制約があったり、アダプターが高額だったりするため、それらは使わずに構築する方法考えました。




スマートホームの構成概要

我が家のスマートホームは、Google Homeを主軸として、Google Homeで制御できる/状態確認ができるデバイスを選んで構成しています。
各デバイスの詳細については後述しますが、基本的な家電はほとんどGoogle Homeから制御できるように各デバイスを選定しました。
上記の概要図に添付している製品写真は各デバイスのメーカサイトから頂いています


家電の制御

我が家では、主に2つの方法で家電の操作を行っています。

①スマートリモコン

テレビや空調などの主要な家電は、Nature RemoやSwithbot hubといったスマートリモコンを使用する。
スマートリモコンは、スマホで操作できる学習リモコンのような便利グッズです。
赤外線リモコンで操作する家電であれば、何でも登録しコントロールできるようなります。

②スマートプラグ

リモコンなどがない家電は、スマートプラグを用いて操作しています。
スマートプラグは、家電のコンセント自体をON/OFFして、電源のON/OFFにより家電のコントロールを行っています。
欠点としては、家電がIC制御などの場合だと電源をOFFからONにしたときに停止状態


照明の制御

照明を操作する方法は、大きく3つあります。

①IKEA Tradfri

IKEA Tradfriは、IKEAが提供する機器で、照明やブラインドなど様々な機器をネットワーク経由でコントロール可能です。
しかも電球自体がそれに対応しており、いろいろなサイズや明るさの電球が揃い、ON/OFFだけでなく明るさや色温度まで制御可能な優れた機器です。
我が家では、主にリビングやダイニングのスポットライトに使用しています。
IKEA Tradfriは便利ですが、Tradfriのシリーズにはない電球サイズあったり、他社既製品は対応できないため、それらの場合は下記の方法を用いています。

②赤外線リモコン(スマートリモコン)

上でも紹介しましたが、赤外線リモコンを学習できるスマートリモコンを使用します。

②-1 シーリングライト

付属している赤外線リモコンを、スマートリモコンに登録するだけで使用可能になります。

②-2 トッタラリモコン(壁スイッチ)

こちらの方法はおすすめです。
壁スイッチでON/OFFするすべての照明を同時に制御できたり、Tradfriなどでは対応できない電球サイズでも制御可能になります
トッタラリモコンは通常の壁SWとは異なり、赤外線リモコンが壁スイッチ上にくっついており、通常のスイッチとしても使用でき、リモコンを使って遠隔で操作することも可能です
上記画像の出典はこちら
ただ、壁スイッチを交換する必要があるため、我が家の場合は施工時に仕様を支持して事前に埋め込んでもらいました。

③Switchbot ボット

上記の①②で対応できない場合は、Switchbotのボットを使用しています。
Swithbotのボットは、壁スイッチなどに貼り付けて使用する機器で、内蔵されている小型モータを使って物理的にスイッチを押してくれます。
そのため、後付でも利用可能なことがメリットです。見た目的には、①②で対応できるとベストですが、、


雨戸の電動シャッター

我が家の雨戸の電動シャッターは、YKK APのモノを使用しています。
YKK APの電動シャッターのリモコンは、Somfyというメーカーのモノを使って実装され、
そのSomfyが、電動シャッターを遠隔操作するための機器やアプリを提供してくれています。
https://www.somfy.co.jp/products/controls-and-smart-home/connected-home-2
これを用いることで、複数のシャッターをスマホから制御でき、タイマーで自動開閉をできるようになります。
タイマーで自動制御するだけでも、QoLが向上するのでおすすめです。
我が家の場合は、日の出・日の入にシャッターが自動開閉するようにしています


ガレージのシャッター

我が家にはビルトインガレージがあり、そこにも文化シヤッター製のシャッターをつけています。
文化シヤッターのシャッターにはセルクルーズIIという車用のリモコン(電源が入れば開く、電源が切れれば閉じるという動作をします)が付いてくるので、
これを利用してスマートホーム化を実現しています。
上記画像の出典はこちら
やることは簡単で、上で紹介したスマートプラグに、USBの電源アダプタを介してセルクルーズIIをつなげることでシャッターの開閉を簡単に行うことができます。


部屋の温度状況

主要な部屋の温度およびその履歴を確認するために、Switchbotの温湿度計を用いています。
温湿度計は、非常にコンパクトで電池の持ちもよく使い勝手が良い割に安価に手に入るため、重宝しています。
また、別ページに記載していますが、Switchbot製品はAPIが充実しており、センサーから容易に情報を取得することが可能です


防犯カメラ

防犯カメラは、安価で手に入るAtomcamを使用しています。
当初、Panasonicのドアホンに合わせて「センサーライト付屋外ワイヤレスカメラ」を設置しようかと考えていましたが、
いいお値段なのと、サイズが大きく目立つ、映像の確認は基本的にドアホンで行うため、使い勝手があまり良くなく、別のカメラを探しAtomcamにたどり着きました。
Atomcamは、非常に安価(最近値上げされましたが、当初は2500円くらいで手に入った)で、コンパクトなため、つけたい場所に好きに付けられ重宝しています。
屋外でも使用でき、atomcam_toolsという有志の方が開発したツールもあるため、色々使い勝手が良いです。
atomcam_toolsの使用事例


電力収支

家が使っている電気量を把握するためにNature remo E liteを使用しています。
Nature remoは、見た目の良いアプリだけでなく使いやすいAPIも提供されているため、非常に使い勝手が良いです。
APIを使ってこちらのようなことを行えます。

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